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浮世絵ラボについて
江戸の絵師たちは、その時代の「いま」を描いていました。
役者、遊里、街の噂、流行の着物。
浮世絵とは本来、古典ではなく同時代の記録だったのです。
では、彼らがいまの東京を見たら、何を描いたでしょうか。
スマートフォンに見入る猫。改札で立ち尽くす猫。
雨の日に上機嫌で歩く蛙。ネオンを見上げる白狐。
ビルより大きな骸骨が、夜の街を覗き込んでいる。
シリーズ「今様浮世絵」は、その想像から生まれました。
「今様」とは、江戸の言葉で「現代風」を意味します。
画面の隅々まで見てください。
看板、値札、掛軸、提灯。
そこに書かれた文字は、すべて架空のものです。
実在しないのに、どこかで見た気がする。
その感覚こそが、この絵の目指したところです。
制作にはAIを用いていますが、
構図、文字、細部の設計はすべて人の手で決めています。
実在の浮世絵作品の複製ではなく、オリジナルの作品です。
江戸を、いまの部屋に。
浮世絵ラボ
